借入したいけどいくらまで借りれるの?気になる借入上限

キャッシングは安全で便利なものになり、利用する人が増えましたがいろいろ制限があるのをご存じでしょうか。キャッシング初心者にとって気になるのがキャッシング審査に通るのかということと、いくら借りれるのかということだと思います。

多くのキャッシング会社がありますが、正規の会社であれば例外なくキャッシング審査が行われます。そこで重点的にチェックされるのが年収、勤務先、勤続年数、過去の借入歴です。中でも年収は重要です。なぜなら現在の法律では借入の上限が年収の1/3までと決められているからです。借入額の制限がなされる前は無理な貸付により返済が滞り、自己破産などに追い込まれるケースが後を絶ちませんでした。現実的に考えて年収をはるかに超える金額を借入しても返せるはずがありません。年収の低い人にとっては必要十分な金額を借入ることができなくなりましたが、やむを得ない処置だったと思います。個人の少額の借入の場合、とくに年収を証明する書類の提出を求められることはありませんので安心してください。また複数の会社から借入する場合でも借入総額は年収の1/3を超えることはできませんので注意してください。もしこれに違反して貸付を行った場合、業者が罰則を受けることになります。

金利にも上限が!

また金利に関しても上限が設けられました。以前は高金利と強引な取り立てで消費者金融は悪名高かったのですが現在では金利に上限が設けられそれ以上の金利で貸し付けを行った場合、差額の返金を求めることができるようになりました。2010年の出資法の改正により金利の上限は20%となりました。それ以下であれば会社側は金利を自由に設定することができます。通常、都市銀行などの金融機関は資金力があるため金利を低く設けています。しかし、その分審査も厳しく融資を受けるまでに時間がかかります。一方で消費者金融などのノンバンク系は金利が高めです。しかし、審査が通りやすく、審査に問題がなければその日のうちに借入ができます。ただし、借入期間が長引けば支払わなければならない利息も増えますので早めの返済をおすすめします。

このようにお金の借入に関しては政府の働きによりいくつかの制限が設けられました。多重債務に陥るケースは減りましたが、それでも身分不相応な借入をして返済に困っている人が未だ大勢います。借入の前にきちんとした返済計画を立て、トラブルを防ぐようにしましょう。

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