どこから借りればいいの?不動産投資用ローンの賢い選び方

不動産投資と聞くと敷居が高い、とても無理、と思われがちですが、最近は住宅ローンのように組めるアパートローンと呼ばれる不動産投資ローンも定型商品として登場しており、一般の会社員にも十分可能な場合が増えてきています。

しかし、初めての不動産投資では、どこに相談に行っていいかわからない、銀行へ相談に行ったら具体的な話まで行かなかったなど、なかなか思い通りには行かないのが現状だと思います。そこで、いくつかある不動産投資ローンへの融資機関をご紹介しますので、ご自分に適した融資機関はどこか、参考にしていただければと思います。

まずは住宅ローンでは一般的な都市銀行。以前は一般の会社員でも融資を受けることができていましたが、最近は折りいる不況の影響か、滅多に融資がおりることはありません。アパートローンという商品を謳っていても実際はとても厳しい条件なのが現状です。

次に同じ銀行系の信託銀行。こちらも審査基準が厳しく、一般会社員の初めての不動産投資となると難しいようです。

銀行系の中で一番可能性があるのは、地方銀行です。いつも利用している地方銀行があるのであれば、まずはそこに相談に行ってみることをお勧めします。

銀行に比べて融資を受けやすいのがノンバンクですが、審査が緩いだけあって金利は高くなります。高い金利を補うだけの優良物件の場合や、すぐに売却する予定の場合には融資を受けるのも良いでしょう。

また、条件や制約はとても多くなってきますが、国や地方自治体の公的な機関でも不動産投資の融資を行っています。銀行など他の融資機関と違って、基本的には、まとまったお金や給料の少ない人でも融資を受けられるようになっています。その分融資額が少なかったり返済期間が短かったりしますが、金利も低く、とても良い条件で融資を受けることが可能です。

まずはどのような条件で不動産投資をしたいのか、ご自分の希望と状態を把握した上で、自分に一番適した融資機関を見つけることをお勧めします。

閉じる