うつ病などの持病があっても借入したい!融資を受ける方法はある?

最近ではうつ病などの精神病を患っている人がとても多いことに驚かされます。うつ病の原因は完全には解明されていませんが、ストレスや虐待など過去のトラウマによる場合が多くあります。うつ病といっても症状やレベルは様々で会社に行って仕事をすることができる人もいれば、日常生活を送ることさえ困難な人もいます。自傷行為などがあれば、入院しなければならないケースもあります。うつ病は深刻な病気ですが、うつ病を患っていても融資を受けることは可能なのでしょうか。

うつ病であっても結婚したり、子供ができたりと、お金が必要なことは多くあります。人生で最も大きな買い物といえばマイホームです。夢にまで見たマイホームですが、うつ病がある場合は諦めなければならないのでしょうか。

うつ病でもマイホームをあきらめるな!

うつ病だからといってすぐに住宅ローンが受けられないということはありません。軽度のうつ病で就業することに問題がなければ返済能力はありますし、その他の条件に問題がなければ融資を受けることは十分に可能です。ローンが組めるかどうかというのは、保険に加入できるかどうかということになります。住宅ローンを組む場合、多くの場合団体信用生命保険に加入することが義務付けられています。この保険に加入することでもし契約者に何かあった場合、保険によって残りのローンが支払われるためローン会社も未回収という事態は免れますし、残された家族にも金銭的な負担をかけることはありません。しかし、うつ病をはじめ深刻な持病がある場合、この保険に加入できないという可能性もあるのです。

しかし、住宅ローンの中には団体信用生命保険への加入を絶対条件にしていないところもあります。しかし、その場合にはいくつかのデメリットがあります。第一に金利が高めに設定されているということです。また契約者になにかあった場合に残された遺族が支払いをしなければならなくなります。支払いができなければ、せっかく手に入れたマイホームを手放さなくてはならなくなってしまいます。そして、金融機関によっては法定相続人が連帯保証人にならなければならないという条件がある場合もあります。身内であっても今の時代なかなか快く保証人になってくれる人は少ないでしょう。

このようにうつ病であっても融資を受けることはできますが条件が厳しくなることもあることを頭に入れておきましょう。ローンを組む前に病気の治療に専念したり、また金融機関の担当者に相談してみるのもいいでしょう。

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