ローンを組むのに年齢制限はあるの?未成年でも大丈夫?

最近ではすっかり安全で手軽に利用できるようになったキャッシングやローンですが、年齢制限はあるのでしょうか。最近では学生でも交際費や食費、生活費が足りないと感じている人が多くいます。アルバイトをしていてもなかなかアルバイト代や仕送りだけでは必要最低限の収入を得ることしかできないでしょう。

未成年がキャッシングを利用することはできません。まず第一にキャッシング会社はボランティアではないので返済見込みのある相手にしかお金を貸しません。また一昔前は未成年に貸付をしたことでトラブルになったケースがいくつかあります。未成年に貸付を行い、親がそのことで会社側を告訴しました。十分に責任能力の問えない未成年に貸付を行うのは間違っているので返済義務はないという内容でした。会社側が敗訴するケースも多く、未成年への貸し付けは基本的にNGということになりました。ただし、親が保証人になる場合に限り借入ができるようです。

未成年はまだ世間のことがよくわからず、借金の重みや責任についてきちんと理解していません。若いうちに気軽に借金を繰り返すことで成人してからいろいろトラブルを引きおこすこともあります。本当に必要になった時にクレジットカードが作れなかったり、住宅ローンが組めなかったりすることが考えられるので軽い気持ちで借入をするべきではありません。

高齢者でも借入できるのか?!

反対に高齢者は借入ができるのでしょうか。何歳まで借入ができるかというのは会社によって異なります。ただし、高齢の場合は無職の場合も多く、再就職の見込みも少ないため借入審査に通るのは難しいかもしれません。また高齢者が申込に訪れても、病気等で本人の意思確認が不十分だったりすると後で親族から訴えられたりするケースもあります。高齢者の収入といえば年金ですが、年金の額というのはあまり多くないのが現状です。少ない年金から生活費を差し引いて残りを返済にまわすといってもなかなかできるものではありません。高齢者は病気などで突然亡くなることもありますので、会社側も貸付には慎重です。もし不動産などの資産があればそれを担保に融資を受けることができる可能性もあります。その場合は実際に不動産を売却してお金を作る方がいいのかもしれません。

このように必ずしも未成年や高齢者が借入できないというわけではありませんが、やはり審査に通りにくいというのが現状ですのでまずはキャッシング会社に相談してみることをおすすめします。

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