賢く減税!住宅ローン控除に必要な確定申告の方法

住宅をローンで購入すると、住宅ローン控除を利用することができます。よく減税という言葉が用いられますが、分かりやすく言うと、払った税金が戻ってくるというシステムです。

この住宅ローン控除ですが、家を買ったというだけでは控除になりません。必ず確定申告が必要となってきます。

自営業の人は毎年確定申告が必要ですが、サラリーマンは一度しておけば次年度からはする必要がなくなりますので、住宅ローン控除を利用する場合は忘れずにまずは確定申告をしましょう。

確定申告の書類は、新築や購入、省エネ・バリアフリーなどの改修工事によって必要な書類が変わってきますので、注意が必要です。

住宅を新築や中古で購入した場合に必要なのは、住宅ローンの残高証明書、住民票、源泉徴収票、確定申告書、登記簿、契約書、その他の必要書類、という7つの種類の書類です。改修工事には、その他の必要書類の代わりに検査証明書が必要になってきます。

必要書類を手に入れたら、税務署で確定申告の手続きを行います。受付期間は、例年2月16日から3月15日の一ヶ月です。直前、特に期限の一週間前になると大変込みあいますので、早めに手続きを済ませておくことをお勧めします。

確定申告を行い、無事所得税が確定されれば、所得税還付金のお知らせが税務署より届きます。その書類の中に、振込先の銀行口座を指定する用紙が入っていますので、それを記入し返送すると、入金され、住宅ローン控除終了となります。

会社員の方は、一度してしまえばあとは会社の年末調整になりますが、自営業の方は毎年する必要があります。毎年するのは大変だと思われがちですが、必要書類を集めて提出するだけですので、慣れてしまえば簡単です。

お金が戻ってくる!という嬉しさを糧に、面倒な確定申告も早めに終わらせ、賢く住宅ローン控除を利用しましょう。

閉じる